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温泉津の温泉

温泉津の温泉は、言い伝えによると、1,300年以上前に旅の僧侶が、湯気の立つ水たまりに浸かってひどい傷を癒やしている古狸を目にして発見したといわれています。この秘湯の情報は平安時代(794年~1185年)には遠く京都まで伝わっていたとされています。14世紀に入ってからは、温泉津の温泉に人々が頻繁に訪れるようになり、温泉津は療養地として有名になりました。江戸時代には、盛況な温泉津の港に船を停泊させる船乗りの宿泊施設として旅館が多く設けられました。

1918(大正7)年の鉄道駅開業による海運業の衰退や、1923(大正12)年の石見銀山閉山後も、温泉は温泉津の町を支え続けました。現在、温泉津は温泉街として日本で唯一の町並み保存地区に選定されており、2つの泉源が存続しています。

元湯は、その2つ泉源の中でも歴史が古く、2つの小さな浴槽が特徴です。1つは42°Cまで冷まされた湯を張った浴槽で、もう1つの浴槽はほとんど耐えられないほど熱い46°Cから47°Cのお湯が張られています。浴場の外には、「飲用の温泉水」をかけ流す蛇口があります。コップ一杯に制限して飲む限り、健康に良いとされています。もう一軒の薬師湯は、初めての人にも入りやすく、町を見渡せる屋上テラスもあります。